夏涼しく冬暖かい屋根 京都の夏の暑さ・冬底冷え
夏涼しく冬暖かい屋根 夏の暑さ・冬底冷え
例年のように「●十年に一度の記録的な暑さ（寒さ）」と報道されます。
将来日本の気候がどうなってしまうのか分かりませんが、せめて家の中だけでは少しでも快適に過ごしたいものです。
屋根の専門家の立場から、その方法をご提案します。
屋根断熱が重要
屋根断熱は非常に重要です。
断熱が不十分な場合、エアコンの効きが悪く、光熱費が余分にかかってしまいます。
実は、一般的な住宅は隙間が多くなっています。
その為、屋外の暑さ（寒さ）がそのまま室内に入ってくることで、エアコンの効きが悪くなってしまいます。
また、せっかくエアコンで冷やし（暖め）た空気も、屋外へ出て行ってしまいます。
発泡スチロールは優秀な断熱材
身近な断熱材と言えば発泡スチロールですが、これは発泡スチロールに含まれる“空気”に断熱効果があります。なんと、その98%は空気です。
羽毛布団やダウンジャケットも同じ理屈です。
屋根に「断熱」を設置する方法は？
大きく分けて、屋根の内側に設置する方法と外側に付ける方法があります。
ここでは相対的に安価な外側についてご説明します。
内側に設置する方法も効果が高いですが、高額になる場合が多い為、今回は省略いたします。
1．日本瓦の場合、標準的な材料でも自動的に空気の層が設置できます。
2．金属屋根の場合、断熱材有無はオプションになります。
下記は代表的な屋根材です。
他の屋根素材でも断熱効果がありますが…
瓦や金属素材以外にも色々な素材を使った屋根がありますが、どれも個性的な材料で、使いどころが難しいものです。
使用前には、専門家に十分ご相談ください。
