レジリエンスと屋根 特に瓦屋根
レジリエンスと屋根 特に瓦屋根
自宅は災害発生時に自分自身の命を守り、その後の復旧・復興の拠点となるものです。
その為、当社は災害に強い住宅・屋根の提供を使命としています。
また、誤解の多い瓦屋根が、実は災害に強いこともご案内します。
レジリエンスとは
レジリエンスとは、今後起こり得る大規模災害などに対して、強くてしなやかにすることです。
国では次のようなものとしています。
いかなる大規模災害等が発生しようとも、
・人命は何としても守り抜く
・行政・経済社会を維持する重要な機能が致命的な損傷を負わない
・財産・施設等に対する被害をできる限り軽減し、被害拡大を防止する
・迅速な復旧・復興を可能にする
ことを基本的な方針とする 「強くてしなやかな(強靭な 」国づくりを進めていくこととする。引用 『国土強靭化(ナショナル・レジリエンス(防災・減災))推進に向けた考え方』 平成25年4月10日 国土強靱化の推進に関する関係府省庁連絡会議
個人でできるレジリエンス
太陽光発電システムや蓄電池等のHEMS・雨水タンク等があります。
盲点として、「免疫力」と言われる平常時のレリジエンスがあります。
日常生活の中には、体に負担をかけていたり、思わぬ事故の原因が潜んでいます。
バリアフリーや定期的なメンテナンスで、リスクを減らすことも重要です。
屋根のレジリエンス
当社は住宅、特に屋根工事業者として屋根のレジリエンスを重視しています。
ここでは誤解の多い瓦についてご紹介します。
瓦は、正しい材料を正しい方法で設置すれば、ガルバリウム鋼板等の金属屋根やカラーベスト等のスレート屋根と同等の防災性能があります。
工事のレジリエンス ガイドライン工法
2022年1月1日に法律が改正され、瓦屋根の工事基準が地震や台風等の自然災害に強いもの(ガイドライン工法)になります。
【ご注意】改正「後」も修理や屋根リフォームをされる方は、工事業者に「ガイドライン工法」をご指示ください。
修理や屋根リフォームの場合は改正前の古い工事基準でもよい為、地震や台風等の自然災害に弱い災害に弱い工事が行われてしまう可能性があります。

材料のレジリエンス例 防災瓦
防災瓦は瓦同士がかみ合うことにより地震や台風などにも負けない高い固定力を発揮します。
一例として、ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)を受章したスーパートライ110(株式会社鶴弥)があります。



ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)について
「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」は、次世代に向けたレジリエンス社会構築へ向けて、強靭な国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、
製品開発等に取り組んでいる先進的な企業・団体を評価、表彰する制度です。(主催:一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会)