東日本大震災復興住宅にも“防災瓦”が使われています
東日本大震災復興住宅にも復興住宅にも“防災瓦”が使われています
2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災から12年が経過しました。
屋根工事店として、屋根に関する正しい情報をお伝えします。
本文中の画像は、株式会社鶴弥HPより引用しています。
新しい瓦屋根は地震・台風に強い
東日本大震災の被災地では、その後の災害公営住宅に数多くの「防災瓦」が採用されています。
古い瓦屋根は地震・台風に弱い
写真左は2000年以降に建てられており、新耐震基準の為、瓦屋根に被害がありません。
しかし、右は古い耐震基準で建てられており、瓦の施工方法が古い為、瓦のズレや落下が多数見られます。
国土交通省の瓦屋根補助金
古い瓦屋根は地震・台風に弱く、国土交通省は瓦屋根の強風対策を強化する為に、補助金制度を設けています。
詳しくは下記記事をご覧ください。
【国土交通省】瓦屋根の耐風改修に関する補助金 屋根リフォーム ガイドライン工法
国土交通省は、瓦屋根の強風対策を強化する為に、補助金制度を設けました。
瓦屋根をガイドライン工法で全面リフォーム(葺き替え)する費用の23%が対象です。
お住まいの地域により、制度が異なります。
利用を...
軽い屋根のメリットとデメリット
軽い屋根(金属・スレート・アスファルトシングル等)は地震に強いですが、古い瓦屋根と比べ他の性能(耐久性や断熱性等)が低下する場合があります。
また、特にリフォームの場合、瓦屋根と高価になる場合が多く注意が必要です。
屋根修理業者の提案にお客様のご要望が正しく反映されているか、慎重にご確認ください。