築31年以上の65%超に雨漏りの疑い
築31年以上の65%超に雨漏りの疑い
個人向けホームインスペクション(住宅診断)を行う株式会社さくら事務所のプレスリリースによると、築31年以上の住宅の65%超で雨漏りの疑いが確認されたとされています。
当店の実務経験上も、築30年前後の物件では、実際に雨漏りが発生しているケースに加え、点検時に雨漏りの疑いが見つかるケースも多く、注意が必要な時期と考えています。
1.カラーベスト(スレート)の寿命について
製造元である株式会社KMEWは、築30年前後を全面交換の検討目安としています。
カラーベストは屋根材の市場シェアの60~70%とされるため、ご自宅で使用されている可能性が最も高い屋根材です。
ノンアスベスト屋根材について
アスベストは、かつて屋根材の耐久性を高める素材として使用されていましたが、健康被害の問題から規制されました。
そのため、法規制前後に製造された屋根材の中には、アスベストを含まない、または含有量がごく少ない製品があり、劣化が早く進む事例もあます。一般的なスレート屋根以上に注意が必要です。
2.金属屋根(ガルバリウム鋼板)の寿命について
関西地方ではカバー工法に関して圧倒的な市場シェアを持つスーパーガルテクトについて、製造元であるアイジー工業株式会社は、30年超を全面交換の検討目安としています。
3.瓦の寿命について
瓦そのものは耐久性の高い屋根材ですが、2022年の法改正以前に施工された屋根では、瓦の固定方法が現行基準と異なる場合があります。
そのため、雨漏りの有無だけでなく、強風や地震時の脱落リスクにも注意が必要です。
瓦に似た屋根材に注意
本来の瓦は土を焼き固めて作られており、高い耐久性を備えています。
一方で、見た目が似ていても、素材や構造が異なる屋根材では耐久性がおとります。
まとめ
一般的な屋根は、築30年前後で全面改修や葺き替えを検討する時期に入ります。
雨漏りが発生していなくても、築年数が30年を超えている場合は、一度専門業者による点検を受けることをおすすめします。





