屋根修理の時期と費用について
屋根修理の時期と費用について
5年周期で点検し、15~20年で全面葺き替えを検討することが推奨されています。(一般財団法人住宅金融普及協会「住まいの管理手帳 ─戸建て編─」)
早期発見・早期修理が、費用を抑える為には重要です。
以下で、屋根材ごとの修理時期について詳しく解説します。
スレート・カラーベスト屋根修理の時期と費用
まずは、新築住宅屋根の7~8割のシェアを占めると言われる化粧スレート屋根について、ご説明します。
化粧スレートの内、ケイミュー(KMEW)社のシェアが9割以上を占めると言われています。主な商品名は、カラーベスト・コロニアルです。
10年毎にメンテナンス
10年毎にメンテナンスし、30年目頃にカバー工法等の大規模メンテナンスをご検討ください。
ただし、屋根塗装は修理ではありません。美観の維持・向上が目的です。
瓦屋根修理の時期と費用
次は、瓦です。過去の屋根材のようですが、リフォーム適齢期住宅に限ると半数以上を占めます。
職人の腕次第
最近まで、瓦屋根職人の経験と勘で設置されていました。
2001年に業界の自主基準が制定され、2022年に法制化された為、現在は科学的根拠に基づいて設置されますが、2022年以前の瓦屋根は玉石混交です。
正しく設置されれば最も耐久性が高い屋根ですが、未熟な職人が設置した為に新築時から壊れているものもよく見かけます。
その他 セメント瓦・モニエル瓦・金属・トタン・シングル等
基本的に修理が必要です。
いずれも、10年を超えると不具合が発生しやすくなります。
また、見た目が大きく変化する為に劣化・破損が分かりやすく、一般の方が不具合に気づきやすい屋根材です。
オンライン屋根点検
熟練の職人は、写真で修理の必要性を判断できます。
また、Googleマップストリートビューで簡易点検も可能です。
創業150年の当社は無理な営業はいたしませんので、お気軽にお試しください。