よくあるご質問
よくあるご質問
よくあるご質問とその回答を項目ごとに掲載しています。
掲載されていないご質問については、お気軽にお問い合わせください。
全般について
- 信頼できる屋根店とは?
- 雨漏りが止まない。どこに頼めば調べてくれる?
- 相場・適正価格は?
- どのくらいの周期でメンテンナンスが必要?
- 外壁や雨樋のメンテナンスは誰に相談すればいいの?
- 屋根塗装で雨漏りは直るの?
- 欠陥が見つかった。どうしたらいい?
- 中古住宅を購入する際の屋根チェックポイントを教えて?
- 工事保証やアフターメンテナンスが心配。
日本瓦屋根について
その他
全般について
信頼できる屋根店とは?
下記で詳しくまとめておりますので、ご覧ください。
雨漏りが止まない。どこに頼めば調べてくれる?
信頼できる屋根店にお問い合わせください。
雨漏りの原因は千差万別ですので専門家が調べる必要があります。
雨漏りは瓦の割れ・ズレ等といった単純な理由だけで起こるものではありません。外見上は、全く異常が無い場合でも、雨漏りが発生することがあります。
雨漏りの意外な原因として、例えば、2階の外壁にヒビが入ってそこから雨水が浸入した・配線用の電線を雨水が伝った・瓦のわずかなズレによるスキ間から毛細管現象によって天井裏に雨水が入ったなど、専門家でなければ分からないことがたくさんあります。中には、雨水ではなく、動物(ネズミ等)の排泄物だったという例もあります。
ただし、屋根に登ることは、転落などの危険がありますので絶対にお止めください。
相場・適正価格は?
実際の所、相場・適正価格はありません。
これは、工事内容(範囲・材料等)が業者により異なる為です。また、同じ工事内容であっても熟練職人が施工すれば、高価ですが長持ちします。
現在、ほとんどの材料は規格化され施工方法もマニュアル化されていますが、依然として修理やリフォームには数値化できない部分が多く、職人の技術力に依存せざるをえません。同時にどんなに良い材料でも正しく施工しなければ、その性能が低下します。
また、職人直営業者や比較サイトにもご注意ください。
なお、公共工事は定価(予定価格)が設定されますが、これは専門家が有償で作成した図面等・法律(積算基準等)・各種資料(価格調査月刊誌、公共工事設計労務単価等)等をもとに行政自身が積算(見積)する為です。
目安価格は以下のとおりですが、まずは信頼できる屋根店をお探しください。
どのくらいの周期でメンテンナンスが必要?
国土交通省は点検を5年毎、全面交換(葺き替え)の検討目安を15〜20年としています。
実際には気候風土・材料の種類・職人の技術力によってまちまちです。
熟練した職人が施工した日本瓦であれば30年以上メンテナンスが不要になる場合もありますが、未熟な職人の場合は数年で不具合が発生することもあります。また、そもそも寿命がわずか10年の屋根材もあります。
なお、見た目が悪い=防水性能等の機能(性能)の低下ではありません。
まずは、信頼できる屋根店に屋根点検をご相談ください。
外壁や雨樋のメンテナンスは誰に相談すればいいの?
外壁は外壁の専門家、雨樋には雨樋の専門家がいます。
また、いずれも雨漏りに関係する為、一部の信頼できる屋根店は相談に応しています。
屋根塗装で雨漏りは直るの?
“屋根のお化粧直し”です。
屋根塗装で雨漏りは直りません。また、防水性能は向上しません。
逆に、工事が原因で雨漏りリスクが増加する場合があります。
定期的に再塗装が必要ですので、コストパフォーマンスを重視される方は、カバー工法をお選びください。
欠陥が見つかった。どうしたらいい?
徹底的に話し合い、施工店に欠陥の修理を求めてください。
国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口(住まいるダイヤル(電話:0570-016-100 公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター))もあります。
当社はセカンドオピニンを提供しております。
中古住宅を購入する際の屋根チェックポイントを教えて?
多くの場合、築10年を超える場合は部分修理、築20年を超える場合は大規模メンテナンス(100万円~数百万円)が必要になります。
屋根の良し悪しを見分けるのは、高度な専門的知識と技術が必要です。
購入の為の本格的な決断をする為には、専門家(技能士や工務店)に依頼することをお薦めします。有料にはなりますが、確かな物件を手に入れることができます。
もし簡単にチェックされたい場合は、屋根材は何か(瓦かスレートか金属か等)をチェックしてください。それにより修理や補修の回数といった費用(ランニングコスト)が違います。
次に、雨漏りのチェックです。天井を貼り替えてしまうと、雨漏りのシミなどは隠されてしまいますので、面倒でも天井裏を覗くと、シミ跡などが発見できます。瓦の場合には、瓦ズレや大きな割れがないかをチェックしてください。
ただし、屋根に登ることは、転落などの危険がありますので絶対にお止めください。
工事保証やアフターメンテナンスが心配。
必ず、書面で確認してください。保証内容が想像と異なることはよくあります。
また、保証を受けたい時には信頼できる屋根店が倒産・廃業し存在しないこともよくあります。
工事を依頼する屋根工事が信頼できるか十分な確認が必要です。
参考として、一般社団法人リフォーム推進協議会の標準契約書や国土交通省の建設工事標準請負契約約款をご案内します。
日本瓦屋根について
地震が不安?
昔の施工方法は地震に弱く、現在の施工方法は震度7にも耐えます。
新築の場合は、工事方法が地震や台風に強いもの(ガイドライン工法)になります。
【ご注意】修理や屋根リフォームをされる場合は、施工業者にガイドライン工法をご指示ください。
新築が対象の法改正ですので、修理や屋根リフォームの場合は改正前の古い工事方法でもよく、地震や台風等の自然災害に弱い工事が行われてしまう可能性があります。
台風が不安?
令和元年房総半島台風を踏まえて法制化されたガイドライン工法は、台風に強い構造です。
現在、新築工事の場合は、工事方法が地震や台風に強いもの(ガイドライン工法)になります。
【ご注意】修理や屋根リフォームをされる場合は、施工業者にガイドライン工法をご指示ください。
法改正の対象は新築のみの為、修理や屋根リフォームの場合は地震や台風等の自然災害に弱い改正前の古い工事方法で行われてしまう可能性があります。
高価?
意外ですが、新築とは異なり、瓦屋根を葺き替え(全面交換)する場合、瓦が最も安価になることがよくあります。
原因は他の屋根材(ガルバリウム鋼板等)を設置する場合は屋根の下地(野地板)を加工する必要があり、これに費用がかかる為です。
また、他の屋根材と比べ値上がりが遅く割安となっています。(2024年現在)
耐久年数は何年ぐらいですか?
瓦の種類により異なりますが、日本瓦(粘土瓦・和瓦・陶器瓦等)の場合、60年保証です。
半永久的ともいわれており、奈良県にある元興寺の屋根瓦は1400年余り前に作られたもので、現在でも使われています。これは特別なケースですが、瓦が高い耐久性を備えていることを証明する一例です。
日本瓦はどのくらいの周期でメンテンナンスが必要?
一般的には30年と言われますが、気候風土や職人の腕によって大きく異なります。
一見問題が無いように見える場合でも10年に一度は専門家にご相談ください。
ズレている瓦を見つけた。すぐに直した方がいい?
屋根の施工不良や経年変化・地震・台風などが原因で、瓦がズレることがあります。瓦のズレは雨漏りに結びつき、骨組みや家そのものを傷めます。人間の体と同じく、早期発見・早期治療(修理)が重要です。
今の瓦を再利用できる?
弊社ではお奨めしていません。理由は、新品の瓦を使った以上に費用がかかる場合があるからです。
古瓦を割らないように屋根から降ろし、選別・洗浄・加工が必要なために、どうしても割高になります。
加えて、新しい瓦は古瓦に比べて性能が向上していますので、最新の瓦の設置をお奨めしています。
文化財や古民家等などの歴史に価値がある場合は、あえて、瓦を再利用することも可能です。
その他
補助金について教えて?
一例を挙げると、京都府では40万円の補助金を受けられる場合があります。
詳細については、お気軽にお問い合わせください
「無料で屋根診断」は信用できるのか?
一般的には屋根診断は無料です。
しかし、点検商法と呼ばれる詐欺的商法にはご注意ください。
国土交通省は5年毎の点検を目安としていますので、信頼できる屋根店にお問い合わせください。
自分で応急処置(DIY)できる?
屋根に上がることは転落などの危険がありますので絶対にお止めください。
また、瓦屋根の歩き方には専門知識が必要ですので、一般の方が歩いてしまうと瓦を踏んで割ってしまう可能性があります。
専門の工事業者にまかせるのが、安価にきれいに仕上げる一番の安全策です。