カバー工法のメリットとデメリット
カバー工法のメリットとデメリット
カバー工法のメリットとデメリットについてご案内します。
カバー工法とは(スーパーガルテクト)
出典:アイジー工業株式会社HP
現在の屋根の上に新たに金属製の屋根でカバーする(ガルバリウム鋼板等を被せる)工事です。
アイジー工業株式会社のスーパーガルテクトが有名です。
メリットは、現在の屋根材を解体しない為、「(葺き替えと比べて)リフォーム費用が安くなること」と「環境に優しいこと」です。
なお、壁の上に壁を重ねる(カバーする)工事方法がありますが、そちらは外壁カバー工法と呼びます。
【重要】屋根塗装で雨漏りは直らない
屋根塗装はお化粧直し(美観の維持向上)です。見た目は良くなりますが、雨漏りは直りません。
カバー工法の場合は25年以上の保証がつく場合がありますが、「原理的に」長期間の保証が難しい屋根塗装に、長期間の保証を出す悪徳業者もいますので、ご注意ください。

屋根塗装は意味が無い・雨漏りの原因になる可能性も
屋根塗装で雨漏りは直りません。
下手な業者が屋根塗装・外壁塗装を行うと、屋根塗装が原因で雨漏りする可能性があります。
そもそも、屋根塗装の効果は、美観の維持向上です。
人間に例えるとお化粧です。耐久性は向上しません。
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屋根塗装が原因で雨漏りする場合も
屋根塗装の際に、“縁切り”作業を行わないと雨漏りしてしまいます。
(ご参考)屋根塗装時の縁切り部材「タスペーサー」HP
縁切りは手間(人件費)がかかり、また失敗しやすい工事です。
その為、屋根塗装が原因で健康だった屋根が雨漏りする場合があります。

屋根修理の飛び込み・押し売りに注意!断り方について
突然訪問してくる業者の多くは悪徳業者です。
遠慮なく188(消費者ホットライン・全国共通)や110に電話してご相談してください。
まずは居留守
居留守やインターホン越しに対応して、業者に直接会わないようにしてください。
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カバー工法のメリットとデメリット
カラーベストのイメージ
多くの住宅に使われている屋根材(カラーベスト・スレート・アスファルトシングル)に適した工事方法です。
カバー工法のメリット
- 費用が安い
現在の屋根を解体する人件費や廃材処分費用がかからず、全面交換(葺き替え)と比べて費用が抑えられます。 - 工事期間が短い
解体する時間がかからず、工事期間が短くなります。 - 屋根の断熱性・防音性・防水性が高まる
現在の屋根と新しい屋根が二重構造になり、断熱性等が高まります。 - アスベスト飛散リスクに対応
アスベスト(石綿)が含まれた屋根材料を壊さないため、全面交換(葺き替え)と比べて安全・安価です。
2000年代初めまでは、多くの屋根材料にはアスベスト(石綿)が含まれていました。アスベストは非常に危険な為、撤去方法や処分方法が法律で厳しく定められており、費用が高額になります。
カバー工法のデメリット
- 劣化が激しい場合は、全面交換(葺き替え)が必要
- 屋根が少し重くなる(耐震性に悪影響)
- 家の解体時に、現在の屋根材の撤去・処分費用がかかる
カバー工法の施工実績
人見屋根店とは
1866年(慶應2年)に、日本瓦の原料となる清浄な水と土を求め、京都に日本瓦の窯を開きました。
お客様の「屋根の不安」を取り除くよう努めてまいります。
主な合格実績
- JA全農(全国農業協同組合連合会)※
- (一財)京都府警察職員福利厚生会※
- 滋賀県職員生活協同組合※
- (公財)兵庫県勤労福祉協会(ひょうごファミリーパック)※