瓦屋根の工事基準が新しくなります。 京都の瓦屋根の専門家

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瓦屋根の工事基準が新しくなります。 京都の瓦屋根の専門家

国土交通省は2020年7月14日に、瓦屋根の工事基準を地震や台風等の災害に強いもの(ガイドライン工法)に改正する方針としました。
初めて瓦の固定が義務化される見込みです。

【ご注意】リフォームや修理をされる方は、工事業者に「ガイドライン工法」をご指示ください。
おそらく※1、リフォームでは古い工事基準を用いてもよい為、災害に弱い工事が行われてしまう可能性がある為です。

多発する地震や台風

近年、100年に一度の災害が多発しています。
阪神淡路大震災、東日本大震災、台風も各地で特別警報級のものが発生し、甚大な被害が発生しています。

今回の改正は、これらに対応する為のものです。

現在は瓦を固定しなくても良い

1971年の建築基準法の告示基準では、屋根の一部(軒・けらば・棟等)は釘等で固定する必要がありますが、大部分の瓦(平部)はその必要はありません。
極端な話ですが、瓦を置くだけで固定しなくても良いということです。
その為、瓦の業界団体では、2001年に原則として全ての瓦を固定するガイドラインを制定しましたが、2020年現在も遵守していない工事業者が多いようです。

引用:国土交通省 配付資料

新工事基準は、国立研究開発法人監修

新しい工事基準である「ガイドライン工法(注意 PDFです。)、国立研究開発法人 建築研究所が監修しています。

現在の工事基準と比べ耐震性・耐風性が飛躍的に向上し、実験では、阪神・淡路大震災に加えて、発生が危惧される東海大地震クラスの揺れにも耐えることが証明されています。
激甚災害に指定された房総半島台風(2019年 台風15号)に関する国の調査では、現在の工事基準と比べ被害が約4分の1になっています。

阪神・淡路大震災に耐える瓦屋根

阪神・淡路大震災級の揺れでも瓦が脱落しません。

【阪神・淡路大震災と同等の震動でガイドライン工法の耐震実験[ 2分8秒 ]】
ガイドライン工法で施工した切妻屋根を、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)JR鷹取駅の震度7地点と同等の震動で耐震性を検証。実験は6回連続で、4回目から6回目では鉄筋6階建ビルの屋根を想定。

【実験結果】
耐震実験で瓦の脱落は見られず、ガイドライン工法で施工された屋根は、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)と同等の震動でも、棟の崩壊や瓦の脱落を防ぐことができることが証明されました。

引用:瓦web

 

部分的な耐震補強も可能です

災害に弱い屋根の端(棟等)に補強工事を行うことで、耐震化することが可能です。

【既存棟耐震補強工法を施した切妻屋根・寄棟屋根を阪神・淡路大震と同等の震動で耐震実験。 [ 2分25秒 ]】
既存棟耐震補強工法を施した切妻屋根(右側)と寄棟屋根(左側)を、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)JR鷹取駅の震度7地点と同等の震動で耐震性を実験。
震動実験は連続6回、後半の3回は鉄筋6階建ビルの屋根を想定した振動実験です。

【実験結果】
全ての実験で瓦の脱落は見られなかった。既存棟耐震補強工法を施すことで、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)JR鷹取駅の震度7と同等の震動でも、棟の崩壊や瓦の脱落を防ぐことができます。

引用:瓦web

【注意】瓦屋根リフォームを検討中の方へ(既存不適格)

リフォーム・修理をされる方は、工事業者に「ガイドライン工法」をご指示ください。
おそらく※1、リフォームでは古い工事基準を用いてもよい為、災害に弱い工事が行われてしまう可能性がある為です。

勿論、当社は最初からガイドライン工法ですので、ご安心ください。

瓦屋根の補助金 京都府

京都府内の各自治体では、瓦屋根を耐震化・耐風化される方向けの補助金があります。

当社のご紹介

1866年(慶應2年)に瓦の窯元として創業し、現在は瓦屋根工事の専門家としてJA様・公務員福利厚生団体様・寺社仏閣様にご利用いただいております。
京都全域で雨漏り修理・屋根リフォーム(葺き替え)・カバー工法・雨樋の修理・簡単な屋根修理・屋根工事・屋根塗装を行っています。

まずは、瓦屋根の専門家にご相談ください

点検・御見積もりは無料です。お気軽に当社までご相談ください。
創業150年の当社は、無理な営業も致しません。

※1 国土交通省で検討中です。(2020/09/10時点)

最終更新日:2020/09/10

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