人見屋根店 | 雨漏り修理・屋根修理・屋根リフォーム・屋根工事・瓦

閉じる

【盲点】京都で評判の良い雨漏り修理・屋根修理業者業者について

【盲点】京都で評判の良い雨漏り修理・屋根修理業者業者について

驚くべきことに新築住宅の瑕疵事故のうち、9 割以上が雨漏りであり、依然として防水対策が十分ではありません。
国土交通省の研究機関(国土技術政策総合研究所)が公開するガイドラインでも、修理業者により専門知識や施工技術の内容に大きな差があり、建設費、会社の規模、知名度だけで判断せず優良な修理業者を選択する重要性が説明されています。

評判や噂だけでなく、根拠を持って修理業者を選定することが重要です。

『長持ち住宅ガイドライン』とは

 国土交通省の研究機関が中心として2011年度から2015年度までの5年間にわたり産学官の24機関が集い、共同研究を実施した成果をまとめたものです。

主催者 国土交通省 国土技術政策総合研究所
大学 東海大学/東洋大学/筑波大学/関東学院大学/早稲田大学/横浜国立大学/東京理科大学/ものつくり大学
保険・検査団体 一般社団法人 住宅瑕疵担保責任保険協会
住宅供給団体 一般社団法人 日本木造住宅産業協会/一般社団法人 全国中小建築工事業団体連合会/一般財団法人 中小建設業住宅センター
施工団体 一般社団法人 日本左官業組合連合会/一般社団法人 全日本瓦工事業連盟
材料供給団体 一般社団法人 日本金属屋根協会/一般社団法人 日本防水材料連合会/NPO法人 湿式仕上技術センター/NPO法人 住宅外装テクニカルセンター/全国陶器瓦工業組合連合会/透湿ルーフィング協会/屋根換気メーカー協会

【盲点】評判の良い屋根修理業者 ≠ 技術力が高い屋根修理業者

ガイドライン冒頭でも評判だけで屋根修理業者を選択する危険性が説明されています。
以下の注意事項が記載されています。長文の為、赤字を中心に抜き出しました。

一部の住宅会社では、他社との価格競争が激化するあまり、住まい手の目の届きにくい部分や評価されにくい部分の費用を必要以上に削減することがあります。
最初の建設費が安くても、結果的に高額な改修費用が必要となり、かえって全体の費用が大きくなってしまう可能性があります。
住宅の良し悪しは、建設費、会社の規模、知名度だけでは判断することができません。
しかし、各々の住宅会社により、専門知識や施工技術の内容に大きな差があります。
従って、住まい手は、優良な住宅会社を選択する手段が必要となります。

【ガイドライン記事全文】

※ここでの造り手とは、「住宅会社」、「設計事務所」などを示しています。済ましては、一戸建て住宅の建設・購入を計画されている方を対象としています。

住宅展示場に行きますと、おしゃれで高機能なキッチン、ゆったりくつろげるシステムバス、広くてぬくもりのある空間、未来への夢が広がります。
このようなお家でずっと暮らしていきたい・・・。
住まい手は、デザインや最新の設備の機能性を重視する人が多く、造り手はなるべく皆様おしゃれなキッチンの希望を叶えようとされています。
しかし、一部の住宅会社では、他社との価格競争が激化するあまり、住まい手の目の届きにくい部分や評価されにくい部分の費用を必要以上に削減することがあります。
このような住宅は、建設時の費用が少なく、一見、魅力的に見えます。
しかし、材料の品質が低く不適切な構法や施工の場合、耐久性も低くなり、建設後数年で内部構造などが広い範囲で著しく劣化することがあります。最初の建設費が安くても、結果的に高額な改修費用が必要となり、かえって全体の費用が大きくなってしまう可能性があります。
もちろん、建設費が安くても、合理化などにより品質の良い材料を使い、適切に建設されている住宅会社もあります。
一方、建設時の費用が大きくても、造り手の知識や施工技術の不足により、雨漏りや結露など、不適切なトラブルが発生してしまうこともあります。
また、住宅会社により、広告宣伝費,住宅展示場関係経費、研究開発費など、間接的な経費も著しく異なります。
住宅の良し悪しは、建設費、会社の規模、知名度だけでは判断することができません。
住宅のトラブルを未然に防ぐには、数多くの専門的な知識が必要です。そのため、専門家である住宅会社に全て任せれば良いと考えがちです。
しかし、各々の住宅会社により、専門知識や施工技術の内容に大きな差があります。
従って、住まい手は、優良な住宅会社を選択する手段が必要となります。
このツールは、候補となる住宅会社が、住宅の耐久性をどのように確保しようとしているのか情報を収集し、住まい手が各々の仕様(構造法、材料、納まりなど)を横並びに比較・評価する目安を示し、手助けするものです。
ここでは詳細な仕様や施工技術には触れていないので、絶対的な耐久性の評価をすることは出来ません。また、造り手独自の仕様については評価の対象としていません。
しかし、思いがけないトラブルを未然に防ぐための重要な資料になると思いますのでご利用下さい。

関連記事一覧