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天窓(トップライト)の雨漏り修理と相場について

天窓(トップライト)の雨漏り修理と相場について

天窓は、部屋の明るさや開放感を演出するだけでなく、自然光を取り入れることで省エネ効果も期待できる為、多くの家庭で利用されています。
しかし、長年の使用や自然災害などにより、天窓から雨漏りが起こることがあります。

そこで、今回は天窓からの雨漏りの原因と修理方法、その費用についてご紹介します。
天窓 雨漏り

天窓(トップライト)から雨漏りする原因

天窓(トップライト)からの雨漏りの原因はいくつか考えられますが、代表的な原因として以下が挙げられます。

  1. シーリングの劣化
    天窓の周囲にはシーリング材※が使用されており、その劣化によって雨水が侵入することがあります。
    ※水回りのパッキンのようなものです。
  2. 新築時の施工不良
    新築時の天窓の施工不良によって、雨水が浸入することがあります。
    例えば、天窓の取り付けが適切でなかった場合や使用する材料が不適切であった場合などです。
  3. 天窓自体の破損
    天窓自体に傷やひび割れがある場合、そこから雨水が侵入することがあります。また、風や雪の影響で天窓が歪んでしまい、水の浸入口を作ってしまうこともあります。
    火災保険が利用できる場合がありますので、保険代理店等にご相談ください。

シーリングの劣化が原因である場合の修理方法と費用

シーリングが劣化している場合、修理にはシーリング材の交換が必要です。この場合、既存のシーリング材を取り外し、新しいシーリングを打ちます。

修理費用は22,000円~ですが、ほとんどの場合、別途足場(150,000円~)が必要になります。

施工不良が原因である場合の修理方法と費用

施工不良による天窓からの雨漏りの場合、修理方法としては再度正しい施工をする必要があります。

まずは、雨漏りの原因を特定するために専門業者に点検を依頼しましょう。専門業者が点検した結果、施工不良が原因である場合は、天窓の取り付け部分を再度丁寧に施工する必要があります。

施工不良の場合、天窓の取り付け位置に問題がある場合が多いため、天窓の廻りの屋根材を外して、新たに取り付け直す必要があります。
この為、修理費用はシーリングの劣化が原因の場合よりも高くなります。

施工不良の場合の修理費用は、10万円から30万円程度が相場です。

天窓自体の破損による交換方法と費用

天窓本体に亀裂や破損がある場合、天窓本体を交換する必要があります。
残念ですが、ほとんどの場合、規格が変わっており部品の交換が困難です。

交換方法としては、天窓を取り外し、下地を作り、新しい天窓を取り付ける方法が一般的です。
交換作業にかかる費用は、天窓のサイズや種類、取り付け場所によって異なりますが、400,000円~です。

火災保険が利用できる場合がありますので、保険代理店等にご相談ください。

天窓の定期的なメンテナンスが雨漏り防止のポイント

天窓 トップライト

天窓の雨漏りを防ぐためには、定期的なメンテナンスが大切です。
特に、シーリング部分の劣化を防ぐために、定期的な点検が必要です。定期的な点検をすることで、雨漏りの原因を早期に発見し、修理費用を抑えることができます。

天窓の定期的なメンテナンスが雨漏り防止のカギです。
屋根の上にあり普段は目につきにくい為、メンテナンスを怠りがちですが、定期的な点検や清掃を行うことで、雨漏りや破損を早期発見することができます。
また、天窓周りの樹木や落ち葉、ほこりなどを定期的に取り除くことで、雨水の流れをスムーズにし、詰まりを防ぐことができます。

修理費用の相場は、原因や修理方法、交換する天窓の種類やサイズなどによって異なります。
一般的には、シーリングの劣化が原因である場合の修理費用は、1万円から3万円程度、施工不良が原因である場合は、22,000円~、天窓の交換にかかる費用は、400,000円~です。

注意点としては、業者の選定に慎重になることが必要です。
安い業者を選ぶと、施工不良が原因で再び雨漏りが起こったり、保証がなかったりすることがあります。また、工事前に必ず見積もりを出してもらい、費用や工事内容を明確にすることも大切です。

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