棟板金の浮き・交換・修理費用について
棟板金の浮き・交換・修理費用について
雨漏りの原因となる為、修理は必要です。
しかし、突然訪問してきた業者に指摘された場合は悪徳業者の可能性が高く、ご注意ください。
信頼できる屋根店にご相談ください。
悪徳訪問販売業者に注意
壊れていることが分かりやすく、悪徳訪問販売業者がターゲットとします。
DIYは危険
ご自身での修理は、危険ですから絶対にお止めください。
誤った修理をしてしまうと、雨漏りの危険性が増すばかりでなく、死亡事故の危険もあります。
棟板金とは
棟板金とは、屋根の頂点にある板金(金属)の部分を指します。
施工の都合上、頂点に穴が空きます。そこを塞ぎ、屋根の中に水が入らないようにするものです。
スレートやコロニアル・カラーベスト・金属屋根等で用いる為、7割以上の屋根に使用されています。
昔は錆びやすいトタンが使用されていましたが、現在は錆びにくいガルバリウム鋼板が主流です。
貫板とは
棟板金を屋根に釘で固定するための土台です。写真の真ん中の木の部分です。
棟は最も壊れやすい部位
屋根は10年に1度、少なくとも30年に1度はメンテナンスが必要です。
10年時メンテナンスの際に、よく釘の浮き等が確認されます。
棟板金の浮き・交換・修理費用
簡単な補修の場合は数万円、全て交換する場合は数十万円です。長さ×単価で計算します。
ただし、法律上、足場が必要になる為、別途15~50万円程度必要です。
屋根のリフォーム・カバー工法について
棟板金が用いられている屋根の場合、築20~30年を目処に全面リフォーム・カバー工法が必要です。
これらの工事では棟を全て新しくする為、棟修理と工事内容が重複します。
その為、棟修理のタイミングで屋根リフォームを実施しすると、ご負担が数十万円以上軽減されます。
屋根の塗装は非推奨
“屋根のお化粧直し”です。
雨漏りは直りません。また、防水性能は向上しません。逆に、工事が原因で雨漏りリスクが増加する場合があります。
定期的に再塗装が必要ですので、コストパフォーマンスを重視される方は、カバー工法をお選びください。